進化の速いスマホ業界において、2年前の機種は【まあまあ古い】わけですが、よほどゲームをごりごりするような人でなければ、そこまで問題なかったりもします。
ただ、バッテリーの劣化の観点から見ると、現状では充電回数500回ぐらいがバッテリー性能を維持できる境目となっています。
ですので、大体2年ぐらい使うと「電池持ちが悪くなってきたなー」という感じになりやすいわけです。ただ、このバッテリーの劣化は、使い方によってかなり変わりますのであくまで目安です。
ということで前置きが長いですが、この2017年春発売の「HUAWEI nova lite」はCPUの性能的には2020年現在でも問題ありません。
あとはバッテリーの劣化が少なそうな個体を選べば今でも十分に使えるのでおすすめです。
HUAWEIのSoC「Kirin」はゲームに弱い、という話は今でもよく聞きますが、具体的なタイトルがでてこないので、実際にいくつかテストしてみましたよ。
nova liteのスペック
以前こちらの記事でも書いたのですが、ROMが16GBしかないのが残念なところです。
逆にいうとそれ以外は問題ありません。
ゲームの動作確認をしてみた
HUAWEIのスマホによく使われているCPU「Kirin」はゲームに不向きという声は以前からよく聞きます。ということで実際にいくつかのゲームを動作確認しました。
ただ、この「nova lite」は先ほども書きましたが内蔵ROMが16GBしかありません。
なので、大きめのゲームだと3つ程しか入りません。(汗
そういう意味ではゲーム用途としてはおすすめしにくい機種ではあります。
ということで【安い端末 & ゲームを色々遊びたい】方は後継の「nova lite2」か「P10 lite」をおすすめします。
では実際に試したゲームを書いていきます。
ゲームによっては30分ほどしかプレイしていませんが、その中で判断しています。
先に書きますが、私が試した中では明らかにカクカクして遊ぶのに支障がある、というゲームはありませんでした。
問題なく動作したゲーム
以下のゲームは実際に動作確認しました。(2019年8月時点)
- モンスターハンター エクスプロア
- ヴァルキリーアナトミア
- スターオーシャン アナムネシス
- スーパーマリオラン
- Fate/Grand Order
- ポケモンGO
- PUBG MOBILE
初心者ですがPUBGをやったら2位をとれました。
動作に難ありのゲーム
上にあげたゲーム以外はプレイしておらず、特にありません。
ゲーム以外で気になる点
ブラウザ(Chrome)を使っていて、画像がキレイ・多いページを表示する時に少し重たい、と感じることはあります。
ちなみにHUAWEI nova(以前のメイン機/Snapdragon 625。Kirin 655とほぼ同等)でも時々感じるので、Kirinだからということではなく、CPUの力不足だと思われます。
指紋認証の速さは「nova」と比べても特に違いはありません。
AnTuTu・Geekbenchのスコア
2019年4月に計測したスコアを貼ります。(長らく放置してました汗
AnTuTuのバージョンは7.2.0だったはず。
まず、nova liteの場合。
参考に、メインで使っていた「nova」の場合。
上位機種のnovaの方が、なぜかAnTuTuで負けているという。。。
OSのバージョンが7.0止まりなのが関係あるのかないのか。でも、Geekbenchでは勝っているので大体同じ程度の性能なんでしょう。
この機種を買った理由
話が前後しますが、そもそもなぜこの機種を今さら買ったかというと、最近母(68歳)がスマホデビューしたからです。
まずはお試しということで、ガラケーとの2台持ちです。
母の希望でピンク色のスマホカバーも購入。
今まではドコモの「Galaxy Note2」+格安SIMで使ってもらってましたが、流石に動作が遅く電池の減りも早い。ということで、この機種を選択しました。
私が先日まで使っていた「HUAWEI nova」も中古なら1万円ほどで買えますが、流石に同じ機種にするのもなあと思い、こちらにしました。
価格優先で、後はそこそこに動作すればいいという人なら、スマホデビュー用としていい選択かと思います。
格安SIMで使う
ちなみに今使っている格安SIM会社はイオンモバイルです。
月々1780円で通話SIM1枚+データSIM2枚で4GBまで使えます。
今回、データSIMを追加して、合計4枚目のSIMとなったので月々+200円となり、1980円です。
これは2019年8月現在でも業界最安ですのでオススメです。
6GBで2280円のプランもあり、こちらも十分安いです。(4枚目だとこれに+200円)
私は2018年2月から使っていますが、12時台と18時台がやや遅い点を除けば満足しています。
ただ、低速モードは使い物にならないので注意してください。
使っているスマホカバー
私が購入したものを参考にご紹介します。
楽天で948円(送料込)です。
開いた感じはこんなの。スマホを全周で固定しているので外れる心配はまずなさそう。
背面。やや厚みがあるので指紋認証はおこないにくくなります。(可能は可能)
あと、留め具にマグネットが入っていて、パチッと閉めることができます。
手帳タイプが欲しい人にはいいと思いますよ。
(追記)2020年9月現在、まだ使えるか?
1年間無料キャンペーン中の楽天モバイルを契約すれば「Galaxy A7」が実質3000円ぐらいで手に入るので、契約しました。
でこの「nova lite」はお役御免ということで売ったのですが、初期化した際に軽く動作確認をしました。
初期化前は、全体的に少し動作が鈍いなーという感じだったのですが、初期化後は購入当時のきびきびした感じに戻りました。chromeも気になるほどの引っかかりはなく動作します。
まだ使えるやん・・・
ま、まあ電源ボタンの調子がちょっと悪かったしな!ええねん、ええねん
という感じで無理矢理納得することにしました。
Galaxy A7について
ちなみに「Galaxy A7」の方がCPU的には3割程性能アップです。
RAMは4GB、ROMは64GB、6インチ縦長液晶、重さ168g、電池持ちもカメラもまあまあというところです。
指紋認証の精度がファーウェイより落ちるのと、筐体がプラスチックで安っぽい以外は満足です。
楽天モバイルでばらまきしているせいか、新品が13000円ぐらいで大量に出回っているので、新品の端末が欲しい方にはおすすめです。
まとめ
2017年以降のHUAWEI端末はコスパが良すぎるので、そりゃあ売れますよという話です。
ASUSもがんばってはいますが、端末の故障率やサポート面でHUAWEIに負けている印象です。
Kirinという独自CPUについても以前ほど問題はなく、私が使った限りではSnapdragonとの違いを意識することはありませんでした。
今回紹介したnova lite以外にも以下の端末は数がでているおかげで、中古で1万円前後で販売されており【安く】て【そこそこ使える】スマホをお探しの方におすすめです。
中古端末ショップは以前からおすすめしている「じゃんぱら」とポイント還元施策の多い「楽天」にリンクを貼っておきます。
中古端末を買う際の注意点としては、
- ジャンク品は買わない
- 傷は自分が許容できるもの
というところです。
写真や説明文をよく読んでから購入してくださいね。
2017年発売
2018年発売
2018年の機種は今までよりも縦に長い液晶となり、表示できる文字量が増えています。簡潔にいうと【今風】です。
ちなみに2019年8月現在、米中の貿易問題でGoogleのアプリやOSが使えなくなるかもという問題が継続していますが、2018年以前に発売している機種については、影響をうける可能性はかなり低いと考えています。
簡単に機種選択のポイントを書いておきます。
- できるだけ安い → nova/nova lite
- USB typeCがいい → nova/P20 lite
- 今風なのがいい → nova lite2/P20 lite
- OSが9.0対応 → nova lite2/P20 lite
以下の記事でも色々な安い端末を紹介しています。

本日は以上です!
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