やっと我が家に壁掛け時計がやってきました。
今の家に住むこと早2年半。
リビングの片隅に時計を置いていましたが、その時計が遂に壊れたので、ようやく買うことになりました。
壁掛け時計なんていつでも買えばいいだろう、と思われると思いますが、躊躇していたのにも理由があります。
我が家は「塗り壁」なのです。
塗り壁とは?
字のごとく「塗った」壁です。
有名なのは漆喰ですが、我が家は珪藻土です。
触っただけで壁面がポロポロとれるということはないですが、ピンや釘をさしてもおそらく負荷がかかると抜けてしまいます。
そんなわけで長らく時計は「壁掛け」しない状態でした。
時計を購入しました
そうはいっても、壁掛け時計がないと家族も時間の確認がしにくいですし、あった方がいいと思い、まずは時計を選びました。
こういう時はgoogleの画像検索です。
我が家が壁掛け時計に求める条件としては、
- アナログ時計で見やすい
- ゴテゴテしていない
- 木製の枠
というところでかなり探して迷って以下にしました。
セイコー クロック 掛け時計 電波 アナログ 木枠 天然色木地 KX311B
Amazonで6600円なり。
正直ちょっと高いとは思いました。
ですが、明るめの木の色で上の条件を満たすものがなかったのと、短くても10年くらいは使うだろうというところで、気に入ったものを選びましたよ。
実物の写真↓
中心に向かって湾曲してます。
木枠は本物の木ですが、塗装をしてあるので汚れにくそうです。
付属品
壁掛け時計なので、一般的に必要な物は付属しています。
普通に壁掛けする場合は、右側の釘4本をフックに空いている穴を通して壁に打ち込むだけです。
さて天井にどうやって吊るか
壁は珪藻土ですが、天井は木の板と梁です。
「梁見せ天井」というらしいです。
梁と梁の間も木の板なのでそこにフックをねじ込んで、吊るすことにしました。
我が家の様子↓
写っているマリオやピカチューなどのキャラクターはアイロンビーズで以前作ったものです。
詳しくは以下の記事で書いてますので、興味がありましたらどうぞ。
天井に打ち込むフック?名前は?
「ヒル釘」といいます。
「?」の形みたいになってるやつです。
通販でも買えますが、大きさや質感をよく確認したいので近所のホームセンターに行ったら、色々ありました。
私が買ったのはこれ。2個入りで確か100円前後です。
一応シルバー色のこれも買いました。(1個30円位)
右側の白いのは上の物です。(比較用に)
吊るす時計の重さが約1kgですので、それに耐えられるものを買う必要があります。
勘でしかないのですが、ねじ込む長さが短すぎるとフックごと抜け落ちる可能性があるので、少し長めのものを選びました。
フックから吊るすワイヤーは?
これが悩むときりがないのですが、釣りで使うテグスから、手芸で使うワイヤーから種類がたくさんあります。
これだけ種類があります。
流石に吊り時計用なんてものはないので、適当なものを選ぶことになりますが参考になったのが、強度についてまとめてくれているこちらのブログ。
約1kgを支える必要な糸の直径はナイロン製なら約0.12mmということが分かりました。
余裕をみて0.2mmあれば十分そうです。
丈夫な糸ということで「ナイロンコートワイヤー」を買おうと思ったら、近所のホームセンターになかったので、結果「ステンレスワイヤー」にしました。
ポキット折れるような感じはなく、素手で切断するのは無理なくらい丈夫なので今回の用途なら十分そうです。
あと、0.23mmとかなり細いタイプなので、遠目で見ればあまり気にならないくらい細いワイヤーです。
では吊るす準備をします
付属品の留め具にステンレスワイヤーをつけます。
ステンレスワイヤーは、”細い針金”という感じで曲げれば癖がつきます。
結び方も外れにくいように思い、以下のサイトで調べました。
結局、思ったように結べずグチャグチャっとしてしまいましたが、外れる雰囲気はないのでよしとします。
完成
ヒル釘はそのまま素手ではねじ込めなかったので、キリで少し穴をあけました。
そのあとにワイヤーを吊って、時計をひっかけて完成です。
一般的なクロス張りの場合、天井から吊るすなら木造の場合、桟(さん)の下に吊らないといけないのでご注意ください。
こちらで詳しく解説されてます。
まとめ
DIYをよくする人はこれくらいちゃちゃっとするのでしょうが、出来るだけ失敗したくないという思いが私は強いせいか、事前の調査に時間がかかってしまいます。
結果として、後々問題は起きる可能性が少ないのでしょうが、パッと行動にうつせないのがやや難点と自覚しています。
「壁掛け時計を天井から吊るしたい方」の参考になれば幸いです。
本日は以上です!
コメント