理由はいろいろあるかと思いますが、例えばこのような状況を想定しています。
- 引っ越し直後で一時的に使いたい
- 海外から一時的に帰ってきた
- ネットのない実家に1か月ほど滞在する
- スマホ講習をネット回線がない場所でする
つまり、
- 一時的に利用するだけでその後は解約する
- 通信量はそこそこ必要
- 複数人で利用できる方が良い
というような状況です。
単身で引っ越しという状況でパソコンをネットにつなげたいのなら、普段から使っているスマホをテザリングするというような方法で十分だと思います。
こんな状況でどんな方法があるか
格安SIM(MVNO)を契約
多くの格安SIM(MVNO)は2か月間の契約が最低単位となっています。
仮に月に3GB程度の通信量でいいなら、ひと月約1000円なので、2か月の利用で約2000円になります。
これに初期費用が必要ですが、Amazonで販売しているSIMを購入すれば、1000円以下で購入できます。
なので合計で3000円ほどになります。
SIM1枚を共有するには?
SIMは1枚が基本なので、これを複数人で共有する方法としては、スマホのwi-fiテザリングを利用するという方法があります。
ただ、1日、2日ではなく、しばらくの間使うのならモバイルルーターの方がいいでしょう。
モバイルルーターとは?
持ち運ぶことを想定した小型の通信制御端末のこと。パソコンやスマホがwi-fi(無線)さえ使えればSIMカードを実際に通信する端末にささなくても、このモバイルルーターにだけさせば、これを経由してインターネットが利用できる。
例えば、スマホとタブレットを常時持ち歩く場合、普通ならSIMカードが2枚ないと両端末でネット利用ができないが、SIMを挿したモバイルルーターを持っていれば、スマホとタブレットはモバイルルーター経由でネット利用ができる。
ドコモ系MVNOで使うモバイルルーターなら現在「Aterm MR05LN」が定番ですが、1万円以上するので、別の安いものを探してみます。
ドコモのモバイルルーター「HW-01F」の中古(白ロム)でしたら、かなり安く買うことができます。
CA(キャリアアグリゲーション:簡単にいうと複数の電波を束ねて高速通信する技術のこと)には非対応ですが、LTE(4G)の全帯域には対応しているので、Aterm MR05LNと比べても通信面での遜色はあまりありません。
約3000円で購入できるので、格安SIMとあわせて、2か月なら合計約6000円でネット回線が用意できます。
白ロムの購入は私も時々利用する「じゃんぱら」をおすすめしておきます。
と思ったらムスビーも安い時があるのでこちらも。
安い順でソートしてください。
ただ、この方法は1週間程度の短期利用でも同じ金額になります。
とはいえ、購入したモバイルルーター(HW-01F)は手元に残るので、毎年2か月間だけ必要というような場合なら、長い目でみれば一番安い可能性があります。
1契約で複数枚のSIMを入手する
上記の方法は複数の利用者がひとつの場所で利用するのを想定(自宅など)しています。
もし、複数人が別々の場所で利用したいとなると、複数枚のSIMを発行している格安SIM(MVNO)で契約する必要があります。
IIJやOCN、DMM、Biglobeなどいくつかの会社で提供しています。
仮にSIM3枚で月5GB必要ならDMMモバイルだと、1810円です。
月10GB必要ならIIJmioで、2560円です。
上記は必要な通信量に対して安い会社をあげていますが、このあたりについては
で検索してもらえばたくさんの情報がえられると思います。
モバイルルーターのレンタル
あまり一般的ではありませんが、モバイルルーターのレンタルをしている会社があります。
ここを見ると安いプランなら、【ひと月】【5GB】使えて1600円くらいからあります。
1泊2日なら送料込で1000円までであります。
例えば、この中にある「au WiFi Walker」という会社だと、1泊2日で1日3GB使えて、864円(税込・送料込)です。
仮に1週間なら、432円×7日で3024円です。
1週間程度のごく短期ならレンタルの方が格安SIMより安いですね。
まとめ
格安SIMは数年前に比べ安くなったので、想像次第で利用用途が広がります。
実際、私も知り合いに高齢者向けのスマホ講習(週に1回で全8回程度)を頼まれて、端末と回線の用意をどうしたらいいかと調査した時のことをまとめて今回の記事にしました。
(講習は結局実施されなかったのですが)
本日は以上です!
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