先日我が家が泥棒にはいられたことを書きましたが、その後いくつか泥棒対策をすることにしました。
とはいえ何十万も費用をかける気はないので、DIYで出来る範囲でということで以下をすることにしました。
- 防犯カメラの設置
- センサーLEDライトの設置
- 勝手口夜間侵入ブザーの設置
もちろん上とあわせて、まずは基本中の基本である窓や出入口の施錠も徹底することにしました。
今回は「センサーLEDライトの設置」について書いていきます。
泥棒にはいられた顛末についてはこちらに書いてます。

防犯カメラの設置についてはこちらに詳しく書いてます。

我が家の周囲状況
ひとくちに防犯対策といっても、その家にあわせた対策をとる必要があります。
マンションなら窓と玄関の対策だけいいですが、一戸建てなら外周全体、庭やカーポートまで気を配る必要があります。
うちの場合は、
- 一戸建て(大きさは一般的)
- 敷地内に家が2軒たっている
- なので、庭が広いというか家の周りは比較的うろうろしやすい
という条件ですので、そういった方の参考になればと思います。
うちの場合、家の横にカーポートが隣接していて、外壁にセンサーライトを元々つけていますが、感知する範囲が少々狭いので、反対側に電池式のセンサーライトを設置することにしました。
こんな感じ↓
購入した電池式のLEDライト
商品名は「ELPA LEDセンサーライト ESL-302BT」です。
楽天で3200円ぐらいで売ってるのが最安だと思います。
↑の商品はもう終売なので似たような商品をお探しでしたら下記がよさそうです。
Amazon:ELPA エルパ 乾電池式 センサーライト 2灯 省エネ 安心の防水仕様 広範囲照射可能 フラッシュ・赤点滅機能搭載 ESL-312DC
送料含めて3800円ぐらいが最安です。
私の買った物と同じく【電池式】【人感センサー付き】【2灯】【取付クランプ付属】となっています。(電池は単一が必要)
別売りのチャイムと連動する機能も搭載されています。
3灯タイプもあるので広範囲を照らしたい方は、こちらをご検討ください。
以下は私が購入した「ESL-302BT」の紹介になります。
「ESL-312DC」ではないので参考程度にお読みください。
単二電池が4本必要で、3WのLEDが2つ付いています。
3Wといわれても良く分からないと思いますが(私も分からない)、結論からいえば十分明るいです。
もちろん有線の電源式に比べれば暗いですが、車2台分のカーポートの範囲なら十分です。
電池は充電式のもの(エネループ等)でも使えますので、単三を単二にかえるケースにいれて問題なく動作しました。
使った電池やケースについては後述します。
ただ、感知範囲が結構広いので、調整が少し大変かもしれません。
なぜ電池式にしたのか?
防犯用LEDライト、で検索すると様々な商品がでてきます。
電池式以外に「ソーラー式」「電源式」があります。
最初は手間のかからないソーラー式にしようと思っていたのですが、以下の問題があることが分かりました。
- 十分な日光を当てる必要がある
- ソーラーパネルの角度
- ソーラーパネル自体の品質
- 内蔵している充電池の品質
- 明るさの問題
うちに関して言えば、設置場所は南向きなので日光はよくあたりますが、ソーラーパネルをカーポートの屋根にしっかり固定するとなるとそれなりに大変です。
設置時にできるだけ穴はあけたくありません。
また、ソーラーパネル・充電池の品質については、1万円以上するような商品なら大丈夫かもしれませんが、5000円までの商品だとレビューを見てみるとそれなりの物という印象です。
あと明るさが一番気になるところで、今回防犯用に設置するのに暗いのでは意味がありません。
もちろん明るさだけでいえば、電源式が一番明るいのは確実ですが、電源ケーブルの取り回しが手間なので、結論としては電池式にしました。
現物の写真や付属品
金属製のように見えますがプラスチックです。
きれいに塗装されているので、触らなければ分からないぐらいの質感です。淡い金色なので特に場所は選ばず設置できると思います。
設置用のクランプが付属しているので助かります。クランプが付属しているのも、この商品に決めた理由の一つです。
クランプ以外の方法となると、「ネジ止め」か「バンドで括る」といった方法になります。
ライトの可動範囲
2つあるライトは個別に向きを変えられます。
上下には水平から下向きに45度まで曲げることができます。上向きにはできません。
左右は最大に開くと約40度です。
ですが、可動範囲は各ライトで決まっているので、例えば南側を照らすのに、あえて西向きに設置してライトだけ90度曲げて南を向かせる、というのはできません。
上の写真の状態からだと、40度の開きを固定したまま反時計まわりに約30度回すことができるだけです。
人感センサーの場所も固定なので、設置する場所や方向はあらかじめ考えておいた方がいいです。(ライト同様に左右に多少回すことはできます)
設置します
今回はカーポートの柱(四角柱)に設置します。
もし円柱に固定するなら円柱用のクランプを別で購入した方がいいと思います。
電池式で配線もないため設置はものの数分でできます。
あとはライトの向きと人感センサーの調整です。
感知する範囲について
2mほどの高さに設置して5mほど先までは十分感知します。(説明書では10mとのこと)
気温と体温の温度差によって反応するようで、気温の低い真夜中の方がより遠くまで(+1mほど)感知しました。
感知範囲調整のためのカバーも付属しています。
自分で調整できるのは便利なのですが、不要な部分のカットが思ったより大変です。
ニッパーでやったのですが、途中でフレームが割れてしまいました。
セロテープで固定すれば問題なく使えますが、もう少しなんとかならなかったのかな、というところです。
一番上までカット(感知範囲の減少を最小限に)しましたが、思ったより感知範囲の距離が短くなりました。
カバーを付けた後は十分テストした方がいいと思います。
もしカットしすぎたのなら、紙などをセロテーブで貼れば十分調整できます。
他の機能として、電気を点灯する際の周囲の明るさを調整する機能があります。
これにより【昼間でも感知すれば点灯】ということができます。
使った充電池と電池ケース
エネループもといエネロングにしました。
エネループのぱちもん(偽物の意)みたいな名前ですが、レビューを見るとそれなりにしっかりしたもののようでしたので初めて購入しました。
充電回数はエネループの半分になりますが、値段は8割程度なので家計にはやさしいです。
電池ケースについては、ものによってはこのLEDライトに合わない物もあるようです。私はダイソーに売っていたこれを買いました。
シリコン製なので滑らない点はいいかもしれませんが、長期の利用を考えると変質しそうな気もします。
長い間使ってみないと、こればっかりは良かったのか分からないところです。
その後、1年以上経過しましたが問題なく使えています。
イマイチなところ
点灯のバリエーションとして選べるのが「10秒間点灯」と「10秒間点滅」だけです。
10秒というのが案外短いので、車庫入れの時にセンサーライトを使うつもりなら、20秒は光って欲しいです。
もちろん、一度消灯しても、再度センサーに反応すれば点灯します。
電池の持ち
これは、どのぐらいの回数点灯するか次第なので、一概にはいえません。
遠くまで反応しすぎてすぐに電池を消耗するようなら、付属のカバーで調整してみてください。
4年使ってみて
故障もなく問題なく使えています。
電池の充電の手間については、防水のためかっちりはまっていて外しにくいのが難点です。
マイナスドライバーを使うのが一番簡単です。
クランクを毎回外す必要はありません。
個人的には3か月に1回ぐらいならいいですが、毎月となると少し面倒くさい作業です。
感知する距離というよりは反応する回数によって電池持ちが決まるので設置場所次第になります。
まとめ
充電の手間は少しあるものの、買って良かったといえる商品です。
何度か大型台風がきましたが、壊れることはなく防水性能も問題ありません。
設置や運用が非常に簡単なので誰でも扱うことができます。
ソーラー式を買ったけど暗いなぁ、という方にはおすすめです。
防犯カメラについても興味がありましたら以下からどうぞ。

本日は以上です!
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